ruby の trunk を buildbot で自動ビルドする
一度 ruby の trunk をインストールするとどんどん最新ソースを追っかけたくなるもの。で、多分誰かは絶対作っているだろうと思ったtrunkの自動ビルドの仕掛けがwebを探しても見つからなかった。なので作ってみよう!!と軽いノリで調査に乗り出した。
最初は capistrano か Vlad あたりのデプロイツールを使えばできるんじゃないの?と思っていたんだけど、いろいろ調査した結果、必要なのはデプロイツールじゃなくて CI ツールなのであるという発見に辿り着き、そこで buildbot を利用することにした。
でね、できたんだ。buildbot を利用した Ruby Trunk の Continuous Integration 環境が。
でも出来た後だった、世の中に rvm という、リポジトリからソースを引っ張ってきてコンパイル&インストールしてくれて、かつ複数バージョンを共存可能というちょう便利なツールが存在するのを知ったのは。個人で使うならコレで十分じゃん・・・みたいな。さらにその後もうちょっと Google で深堀りすると chkbuild という ruby コミッタの方が作った純正CIツールまでもが発掘されるという。
そう、全くもって・・・・
し・・調べが足りませんでしたッ!!!
ということでもはやネタ程度の価値しかなくなってしまったけど buildbot は健気にもその職務を疑うことなく遂行してくれているのでその有様をさらしてみる。
一応 ruby の trunk に変更が Commit されるとそれに追随して build が走る(ハズ)。テストの局面では
make test make test-all make benchmark
を実行するように設定した。
今のところ、悲しいことに make test も通っていないみたい。たぶん環境要因。あとbuild環境を増やせるといろいろ画面が賑やかになるのだけど、まだ一つだけ。
んー、rvmやchkbuildを発見した今となってはモチベーションがあまりわかないけどせっかくなのでもうちょっと触ってみよう。
追記:make benchmark はちょっと負荷と時間がかかりすぎるので今は外してある。