オススメ書籍(1)

なかなか時間がとれなかったので今日は書籍の紹介にとどめます。自分の要領が悪いだけかもしれませんがカリキュラム調べるのって実は時間がかかるのです。

で、一冊目は Elements of Programming。リンク先を見ればわかりますが、なんとC++の開発者であるビャーン・ストラウストラップ氏が唯一 amazon にレビューを寄せている書籍です。(これ多分本人ですよね?)で、氏がレビューを寄せているということからも推測されるとおりサンプルコードはC++で書かれています。
できれば自分の言葉で書評したいところですが、第一章の7節目"Concepts"で同次関数がでてきたあたりから記号の羅列に出くわしその場で沈没してしまったのでなんとも言えません。ただ多くの方が絶賛しているので自分もそれに便乗してオススメしちゃいます!
書籍のサイトはこちらから。
一応日本の amazon の商品ページにもリンクを張っておきます。

二冊目は Hacker's Delight
パタヘネと一緒に読むことをオススメします。
内容としてはコンピュータに優しいプログラミングの方法について述べられています。「優しい」というのはビット演算で割り算すると普通に「/」演算子を使うよりも・・・的な優しさです。
パタヘネと一緒に読むと良いというのはアセンブラを理解した上で Hacker's Delight のコードが吐き出すアセンブルソースを普通に書いた場合のコードと比べてみて欲しいという理由から。(コンパイラの最適化オプションを最高にすると一緒のアセンブルソース吐いたりするかも・・・)今の時代だとあまりこの本の知識が有用になる局面というのは限定的かもしれませんが、組み込み系のプログラミングやlinuxカーネルソースを読む際には役立つと思います。
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